理想の相続・危険な相続

10月19日(金)に広島市南区の地域包括支援センター職員等研修会の勉強会の講師を当事務所に所長が務めさせていただきました。ご参加いただいた方々誠にありがとうございました。

その時に所長が伝えたかった一番の内容は「理想の相続・危険な相続」についてである。下の図にあるように、④の状態が一番危険な相続で、①の状態が一番理想の相続であるということである。④⇒②に近づけるのは比較的容易である。なぜなら本人の意思のみでできることもあるぁらである。例えば形あるものとは遺言や生命保険などである。遺言も生命保険も自分の意思があれば残すことができるからである。しかし④⇒③に近づけることは家族の意向もあってのことなので、時には困難を伴うときもある。したがって④の状態にある方は、まずは②に近づけられるようにすることが大切である。